テニスの王子様   用語集

 

 

 

アイシング #351〜

 スポーツの最中に外傷を負った場合、その部分を冷やして治癒力を促進させる応急処置の事。血管を収縮させて腫れを抑え、寒冷による麻痺作用から痛みが軽減される。また、細胞の代謝を抑制して一時的な冬眠状態にし、損傷部の拡大を抑える効果もある。

相原第一中学校テニス部 #119〜

 神奈川県代表の関東大会出場校。部長は奈良橋実、副部長は名古屋宏、会計は渡邊隆太、2年生代表は甘粕周平、専任コーチは峰元静香がそれぞれ務めており、総部員数23名。神奈川県大会では、コンソレーションの末に何とか最後の枠に潜り込む事ができた。

阿吽戦法 #21〜

 リョーマと桃城が考案した、急造ダブルスのための戦法。コート中央付近にボールが来た時のみ、声を掛け合って衝突を回避する。ただし、所詮はその場凌ぎであり、少し複雑な事をされるとたちまち効果を失う。

青酢 #158〜

 ペナル茶のパワーアップ版で、乾特製の肉体疲労回復汁。クエン酸・ビタミンC・タンパク質などの栄養素を含み、風邪の予防や美肌効果にも良いらしい。自然界に存在するとは思えない程の鮮やかな青と、目に沁みるほどの酸味が特徴。その味は筆舌に尽くし難く、不二でさえもノックアウトしたほどである。材料(200cc分)は、ブルーハワイ(カキ氷用シロップ)大さじ3/2杯、豆乳100cc、酢小さじ1杯、レモン汁大さじ1杯、梅干し(無着色)1個、粉チーズ小さじ1杯、水50cc。これら全てをコップに入れて掻き混ぜれば出来上がり。

赤川中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

赤多賀中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

秋山三中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。実力の程は不明だが、青学と当たると知ってびくついている様子。

アグレッシブ・ベースライナー #46〜

 プレイスタイルの一つ。カウンターパンチャーと同じベースラインプレイヤーだが、パワー(筋力)を活かして攻撃的なプレーをする。

アクロバティックプレイ #29〜

 菊丸や向日が得意としている軽業プレー。どんな姿勢でも打球を返す事が可能。

アドバンテージ #33〜

 得点がデュースになった後、どちらか一方が得点して有利になる事。更に一つ得点する事が出来れば、1ゲーム取る事ができる。ただし、逆に得点された場合は、再びデュース(デュースアゲイン)となる。

ATOBE SPORTS GYM #242〜

 跡部家が所有・経営するスポーツジム。御曹司である跡部には専用トレーニングルームが用意されており、充実した環境が整えられている。

あばれ獅子 #310〜

 橘が本気を出した時の、超攻撃型テニス。猛獣のオーラが放つ重圧感に乗せ、怒涛の連続猛攻撃を行う。

あばれ球 #312〜

 橘が獅子楽中時代に編み出した、究極の必殺ショット。強引な縦運動からラケットの根本部分で打つ事により、打球の軌道が不規則に変化して広範囲に分身しているように見える。いわばブレ球の強化版で、この中からボールの本体を見つけ出すのはほぼ不可能。

アプローチ #12〜

 ボレーを決めるために、ネットに詰める事。

荒子金中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

ARENA TENNIS COURT #122〜

 アリーナの森公園にある都立の施設で、関東及び全国大会の会場。

アリタミンA #169〜

 オジイが好んで飲んでいるドリンク剤。肩凝りに抜群の効果を発揮するらしい。

アンダーサーブ #140〜

 文字通り、下から打つサーブ。相手の意表をつきたい時や、確実に入れたい時に活用される。

イースタングリップ #1〜

 ラケット面を立てて、握手する様に持つ握り方。サーブやボレーに適している。

碇中学校テニス部 #119〜

 木田基道が顧問を務める、山梨県代表の関東大会出場校。部長は伊藤達眞、副部長は内山至、会計は田辺伸彦、日程管理係は飯野秋成がそれぞれ務めており、総部員数46名。昨年は後一歩というところで全国を逃したため、悲願達成に燃えている。

碇山村中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

池上中学校テニス部 #181〜

 六角中と同じ地区の、地区予選出場校。

泉森学園中学校テニス部 #62〜

 都大会出場校。

イップス #283〜

 神経に影響する心理的症状。集中すべき場面で極度に緊張する事により、筋肉が萎縮して震えや硬直を起こす現象。これを克服するには、ひたすら練習を積み重ねて経験を積み、それを自信に繋げるしかない。

糸車中学校テニス部 #119〜

 神奈川県代表の関東大会出場校。部長は植田翔、副部長は岡本彰、会計は守山良哉、書記は増本浩二、行事係は荒川泰成がそれぞれ務めており、総部員数56名。東京に次ぐ激戦区といわれる神奈川県大会を勝ち抜いた実力を持ち、立海も一目置くほど。

乾特製ダレ #344〜

 乾が作り出した、焼肉用の特製ダレ。肉を漬け込む事で旨味が増すというが、凄まじい匂いの煙が発生するという欠点がある。材料(約1)は、りんご1個、人参1/2本、タマネギ1/2個、ニンニク150g、ショウガ50g、ゴマ大さじ3杯、ごま油50cc、蜂蜜40g、味噌100g、味醂100cc、醤油400cc、砂糖200g、レモンの絞り汁大さじ2杯。まず、りんご・人参・タマネギ・ニンニク・ショウガ・ゴマ・ごま油・味噌・蜂蜜・醤油200ccをミキサーに入れ、ドロドロにする。鍋に味醂・残りの醤油・砂糖を入れて火にかけ、沸騰直前に一度火を止める。鍋にドロドロにした材料を入れ、また火にかけて弱火で1時間ほど煮詰める。この時、火を止める寸前にレモン汁を加え、よく混ぜておく事。充分に冷めたら蓋の出来る器に移し、冷蔵庫で3日間ほど寝かせて(実際は3年ほど寝かせるのが理想)完成。

乾特製野菜汁 #46〜

 乾が作り出した、体力回復・肝臓や胃腸の機能回復効果がある緑色の健康ジュース。材料(1人分)は、ピーマン1/2個、キャベツ50g、ほうれん草50g、セロリ50g、小松菜50g、パセリ30g、青しそ2〜3枚、レモン大さじ一杯、ハチミツ大さじ一杯、生姜10g、水50cc。まずピーマンの種を取っておき、全ての材料をぶつ切りにする。それら全てをミキサーに入れ、「弱」で60〜90秒ミキシングさせて完成。

イリュージョン #359〜

 仁王が得意とする、詐欺師としての究極の形。どんな人間にでもなりきってプレイする事ができ、その人物の技まで全く同じ様に使える。また、これを使用している時の仁王の姿は、対戦者の目には正にその人物そのものに映る。しかし、あくまでも模倣なので完璧ではない。

岩倉ヶ丘中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

イワシ水 #237〜

 青酢のパワーアップ版(岩清水ではない)。イワシを搾ったジュースで、DHAが豊富に含まれており頭が良くなる。材料(1人分)は大きめのイワシ5尾、飾り用の新鮮なイワシ1尾、、水100cc。まず大きめのイワシ5尾の腸を出し、水洗いする。深めのガラス容器にイワシと水を入れ、ラップをかける。この時、ラップには爪楊枝で数箇所穴を開けておく。終わったら電子レンジで15分ほど温め、よく冷ます。笊にガーゼを敷いておき、容器の中身を汁ごとあけたら、ガーゼの端を持ってイワシから水分が無くなるまでよく絞る。後は絞り汁をグラスに入れ、イワシ1尾の頭のすぐ下に切れ目を入れて、グラスの淵に引っ掛ければ完成。

眼力(インサイト) #145〜

 相手の弱点を的確に見抜く、跡部特有の能力。手塚との試合の最中に、手塚が過去に痛めた肘を無意識に庇い、その影響で肩に負担がかかっている事を簡単に見抜いたほどである。

上沢中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

ウエスタングリップ #1〜

 置いたラケットを、上から摑む様に持つ握り方。トップスピンをかけやすい。

滝(ウォーターフォール) #278〜

 乾が身につけた、超高速サーブの進化型。瞬発力の爆発と内転運動の高速化を同時実現したものである。時速212kmという驚異的な速度、そしてビッグバン並みのパワーを誇る。ただし、もしも返されてしまった場合、そのスピードゆえに構え直すのに間に合わないという弱点がある。

ウォッチ #24〜

 よく見ろ、手を出すな!の意味。ダブルスの時に良く使われる言葉。

空蝉 #356〜

 柳が得意とする、弾まずに地を這うドロップショット。ボールの勢いを殺し、弾まないように回転を与えてコートに落とす。状況を見極めて的確なタイミングで放つ事で、相手の動揺をも誘う事ができる。名前の由来は、勢いを失った抜け殻のような打球だから。

海之江中学校テニス部 #181〜

 六角中と同じ地区の、地区予選出場校。

運動連鎖 #134〜

 二つの運動が同調し、より大きな運動効果が得られる事。

影西山中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

栄南学園中学校テニス部 #62〜

 都大会出場校。

ABCオープン #240〜

 世界のトッププロが一堂に会し、日本で行われたテニスの世界大会。チケットは即完売だったとか。

S・S・A・S #276〜

 忍足が使用する千の技の一つで、サイド・スピン・アプローチ・ショットの略。強烈なスピンをかけたボールをバックハンドで打ち返すため、スネイクのような超角度ショットとなる。

越後平第二中学校テニス部 #249〜

 野田孝太が顧問を務める、新潟県代表の全国大会初出場校。部長は権平米蔵、副部長は茂田井清吉、会計は新田善次郎、トレーナー葉金剛院一輝がそれぞれ務めており、総部員数18名。

F&D #276〜

 忍足が使用する千の技の一つで、フェイク・アンド・ドロップショットの略。通常のショットを打つと見せかけてドロップショットを決める。

F・A・S #276〜

 忍足が使用する千の技の一つで、フラット・アプローチ・ショットの略。相手の打球を、構える隙さえ与えないスピードで打ち返す。

円卓ショット #315〜

 白石が得意とする、定点回転を続けるスピンショット。ストローク時に猛烈な横回転を与える事で、円運動を行う。その様は、まるでボールが12個に分裂して円を描くよう。

大石の領域 #207〜

 竜崎が考案した、黄金コンビにのみ可能な超攻撃型陣形。守りのエキスパートである大石を軸に、あえて菊丸を分身させ後ろに据える。そして相手に一番近い場所から状況を判断し、サインを瞬時に送って大石がゲームメイクを行う。

大岩四中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

大口南中学校テニス部 #119〜

 松戸寛が顧問を務める、群馬県代表の関東大会出場校。部長は赤石誠、副部長は須永裕仁、、会計は福田昌広、主務は広瀬明徳がそれぞれ務めており、総部員数31名。関東大会の常連校だが、未だ全国出場へは至った事が無い。また、昨年のレギュラーが揃って抜けたため、実力不足が浮き彫りになっている。

大五所中学校テニス部 #20〜

 地区予選出場校。

大澤実業中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。割と有名なようだが、それを鼻にかけて増長している節がある。

大沢西中学校テニス部 #62〜

 都大会出場校。

大藤竹中学校テニス部 #20〜

 地区予選出場校。

オーストラリアンフォーメーション #58〜

 ダブルスで用いられる、難度の高い変形フォーメーション。前衛がセンターラインを跨いで屈む事でレシーバーの虚をつき、サーブと同時に前後衛が左右どちらかに動いて相手にプレッシャーをかける。プレイヤーがお互いの動きを読んで息を合わせれば、相手の混乱を誘い翻弄する事が出来るのである。

大竹総合病院 #40〜

 対不動峰戦で負傷した河村とリョーマが、治療を受けた病院。

大飯匙倩(ハブ) #263〜

 平古場が得意とする究極奥義。飯匙倩(ハブ)以上の複雑な回転を与えて放たれた打球は、打たれた直後から予測不可能な動きをするため、その軌道を捕らえる事は至難。

オールラウンダー #46〜

 プレイスタイルの一つ。総合運動能力に長けており、応用の効く器用さを持つ。

岡蔵中学校テニス部 #249〜

 花田幸弘が顧問を務める、兵庫県代表の全国大会出場校。部長は小西春樹、副部長は世良田篤、会計は児玉修二、コーチは堤洋一がそれぞれ務めており、総部員数41名。

荻野台中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

落花学院中学校テニス部 #181〜

 千葉県大会出場校。

越智南川中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

鬼武国中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

海岩川中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

開陽中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

カイワボウル #158〜

 関東大会ベスト8進出祝いに、青学テニス部がボウリング大会を行った場所。

カウンター #27〜

 相手のショットの球速を利用して、強烈なショットを打ち返す事。

カウンターパンチャー #46〜

 プレイスタイルの一つ。ベースライン上での安定したストロークで粘りつつ、相手のミスを誘う。

柿の木坂テニスガーデン #1〜

 青春台駅北口近くにある、柿ノ木坂ジュニアテニストーナメント大会の会場。

柿ノ木坂東中学校テニス部 #20〜

 地区予選出場校。部長は佐々部。

柿ノ木中学校テニス部 #19〜

 都大会の常連で、地区予選第2シード。立海大附属中と練習試合を組んだりして、積極的なレベルアップを図っている。

学院星川中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

学大伊能中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

蜉蝣包み #249〜

 全国大会前に不二が編み出した、第4の返し球(フォースカウンター)。いかなる回転のかかったボールでも、全てを包み込む形で捕らえる事で、回転を一切無くし無効化してしまう。

風台西中学校テニス部 #20〜

 地区予選出場校。

笠原第2中学校テニス部 #181〜

 六角中と同じ地区の、地区予選出場校。

鹿島堂中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

花新宮中学校テニス部 #62〜

 都大会出場校。

香澄第四中学校テニス部 #119〜

 葉月恭介が部長と顧問を兼任する、千葉県代表の関東大会出場校。副部長は湯浅望、会計は軽部雄大、副部長補佐は金田修二、渉外担当は村上保がそれぞれ務めており、総部員数25名。千葉県大会において、六角中相手に粘り強く善戦した実力を持つ。なお、顧問がいないのは元からであるらしい。

カットサーブ #139〜

 不二が編み出した新技の一つ。回転をかけたトスをアンダーサーブで打つ事により、相手に届く直前で急激に外側へ逃げるようにカーブする。

桂秋ノ台中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

金井総合病院 #192〜

 幸村が長期入院している病院。屋上にはベンチや観葉植物が設置され、患者や見舞い客の憩いの場となっている。ちなみに、幸村は退院後も定期健診を受けているらしい。

壁打ち #7〜

 テニスの基本的な練習法。壁にボールを当て、跳ね返ってきた球をまた打ち返す。

兜中学校テニス部 #249〜

 音無廉が顧問を務める、奈良県代表の全国大会出場校。部長は志野和行、副部長は鵜山慎平、会計は嘉山満、管理長は澤村ゆたかがそれぞれ務めており、総部員数37名。県内では有名な強豪校らしい。

かまいたち #210〜

 柳が得意とする、フォークボールのように落ちる高速スライス。低いテイクバックの姿勢から打った時の、ラケットの軌跡が名前の由来となっている。

鎌田中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。それなりに名が売れている名門らしい。

神隠し #310〜

 千歳が得意としている技。地面に垂直の縦回転を強烈に与える事で、打球が急激に上昇し一瞬視界から消えたように見える。

亀川大附属中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

カルピン #3〜 (声・中川玲)

 越前家で飼われている、ヒマラヤン(シールポイント)のネコ(♂)。3月生まれ、2歳。好きなものはネコじゃらし、ネコ用スナック。得意技は後ろ足ネコキック。いつもユラ〜ンユラ〜ンと揺れて(?)おり、「ホァラ」と鳴く。

かわむらすし #21〜

 青学から徒歩20分のところにある、河村の父が営んでいる寿司屋。家族は店の2階に住んでいるらしい。バーニング巻と呼ばれる名物が存在する。ちなみに、店のマークが入っている手ぬぐい(河村父のデザイン)があり、青と赤の2種類がある。

緩急 #106〜

 テニスにおいて、強打に緩い球を織り交ぜる事。相手のペースを乱すのに有効な作戦である。

菊丸印のステップ #177〜

 菊丸がアクロバティックプレイを基本として編み出した、驚異的な瞬発力によって可能となるステップ。そのあまりの素早さから、相手は菊丸が2人も3人もいるような錯覚を起こし、惑わされてしまう。更にこれを応用すれば、1人でダブルスを行なうなどの離れ技も可能となる。

菊丸ビーム #57〜

 菊丸が打つ、矢のようなボレー。ここぞという時に渾身の力を込めて放った場合は、ビームからバズーカになる事も。

キックサーブ #36〜

 深司の得意技で、ツイストサーブ同様の通常とは逆回転のサーブ。バウンド後、弾道とは逆方向に鋭く跳ね上がる。平たくいえばツイストサーブと同じだが、乾に言わせれば微妙に回転や威力が違うらしい。

吉祥大学付属中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

キャリオカステップ #16〜

 ツイストサーブの攻略に、非常に有効なステップ。向かってくる打球の進行方向斜め後ろへ両足を揃えて跳び、バックハンドでボールを叩き返す。

共大二中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

教陽中学校テニス部 #119〜

 栃木県代表の関東大会出場校。部長は中里敬太、副部長は磯崎政一郎、会計は坂入朋樹、記録係は矢野仁志、広報係は町田遼司がそれぞれ務めており、総部員数71名。エース級の選手はいないものの、一人一人の能力が及第以上で総合力に長ける。

玉林中学校テニス部 #20〜

 地区予選出場校。ダブルスに割と力を入れている。

麒麟落とし #318〜

 羆落としをパワーアップさせた、新たな3種の返し球の一つ。羆落としよりもスピードが格段に増しており、相手に反撃の隙を与えない。

銀華三昧 #157〜

 福士が考案した、完璧(?)な栄養ドリンク。ビタミンCやB群・タンパク質・鉄分・カルシウムなどを含むジュースに、乾の新作野菜汁を加えたもの。

銀華中学校 #47〜

 東京都にある、ごく普通の公立中学校。

銀華中学校テニス部 #47〜

 山之内雅史が顧問を務める、都大会出場校。部長は福士ミチル、副部長は堂本豪樹、会計は鈴木康晴、主務は伊藤歩がそれぞれ務めており、総部員数30名。東京では割と有名な強豪で、レギュラーの層も厚くバランスの良いチーム編成が為されている。ただ、それで図に乗って弱い者イジメなどを行うあたり、程度の低さが伺える。

クイックサーブ #32〜

 神尾の得意技。サーブのトスを敢えて低く上げ、通常より早いタイミングで打つ。相手のタイミングを崩す効果がある。

クールダウン #134〜

 運動後にジョギングやストレッチを行い、筋肉内の乳酸を除去して疲労回復を早める事。

COOLドライブ #184〜

 リョーマがラケットを幾つも犠牲にして編み出した、非常に難度の高い技。厚めにグリップを握り物凄いドライブ回転を与える事で、ボールを変形させイレギュラーバウンドを引き起こす。打球は地面に着いても全く弾まず、そのまま燕返しのように駆け抜けていく。

串牧東中学校テニス部 #249〜

 香川県代表の全国大会出場校。部長は六車ツバメ、副部長は真鍋満彦、会計は小室大樹、書記は榎本猛がそれぞれ務めており、総部員数25名。

楠瀬橋中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

熊の大五郎 #94〜

 名前の通り、巨大な熊のヌイグルミ。座りが悪いのか、よく左側に倒れる。

グランドスマッシュ #222〜

 真田が最も得意とする技。通常のスマッシュとは違い、一度跳ねたボールを渾身の力で相手コートに叩き付ける。しかも大きく体を回転させて打っているため、威力は非常に大きい。

グランドスラム #2〜

 全豪・全仏・全英・全米の、プロテニス4大大会。もしくは、それら全てを1年間で制覇する事を指す場合もある。

心の瞳(クローズドアイ) #220〜

 不二が赤也との試合で会得した、目を閉じたままでテニスをするという神技。敢えて目を閉じる事で全神経を研ぎ澄まし、ただ来た打球をひたすら返す事に集中する。故に相手に次の動きを悟らせる事なく、思い通りのプレイをする事が可能となる。

黒川第二中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

黒潮中学校 #249〜

 和歌山県にある、和歌山市立中学校。

黒潮中学校男子テニス部 #249〜

 京野欄丸が顧問を務める、和歌山県代表の全国大会出場校。部長は玉置俊樹、副部長は漁野海里、会計は海原達也、タイムキーパーは森亘がそれぞれ務めており、総部員数30名。全国大会の常連校だが、成績は最高でも3回戦止まりだという。

桑子二中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

痙攣 #98〜

 筋肉が発作的に収縮を繰り返す事。テニスの試合中に起こる症状としては、さほど珍しいものではない。

月刊プロテニス #7〜

 井上たちによって発刊されているテニスの専門誌。プロに関する記事はもちろん、最近は学生テニスの特集も多い。次世代から金の卵が生まれる可能性が大きいという考えによるものらしい。

源崎台中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

校内ランキング戦 #4〜

 青学の男子テニス部で行われている、リーグ戦形式の全部員対抗戦。4ブロックに分かれてそれぞれでリーグ戦を行って、各ブロックの上位2名(計8名)がレギュラーとなる事ができる。基本的には毎月行われているが、団体戦などの大会がある場合は行われない月もある。また、原則として1年生は夏の合宿まで球拾いと基礎体力作りのみであるため、9月になるまで参加する事は出来ない。

後明学院中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

剛和田中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

コートサーフェス #291〜

 コートの種類、もしくは状態の事。

コードボール #33〜

 ネットの上の方に触れてから、相手コートに入るボールの事。

粉悪秘胃 #344〜

 乾が作った健康飲料の中で、初のホットドリンク。通常の約30倍のカフェインとメロン30個分のビタミンCが含まれており、頭がすっきりして目が覚めるという。材料(1人分)は、インスタントコーヒー大さじ3杯、アセロラジュース150cc、レモンの絞り汁1/2個分(砂糖はお好みで)。まず、コーヒーカップにインスタントコーヒーを入れる。アセロラジュースを沸騰直前まで温めたら、レモンの絞り汁と共にカップに注ぐ。(砂糖は好みで好きなだけ入れて)よく掻き混ぜて完成。

甲羅 #344〜

 乾が作った究極のスタミナドリンク。コラーゲンがたっぷり含まれていて、お肌ツルツル元気ビンビンになれる(子供には効果なし?)。材料(1人分)は、スッポンの生き血20cc、スッポンの甲羅1枚、炭酸100cc、蜂蜜大さじ一杯、氷は適量。まずスッポンの甲羅を鍋に入れ、水を500cc入れる。火にかけて沸騰したらごく弱火にし、コトコト煮詰める。煮汁が100ccくらいになったら火から下ろして冷まし、グラスに煮汁及び残りの材料を全て入れて掻き混ぜる。氷を適当に入れて完成。

氷の世界 #299〜

 跡部が長きに亘るトレーニングと、真田との試合で完成させた極技。眼力(インサイト)を極限まで研ぎ澄まし、相手の死角全てを氷柱に見立てて視覚化する。死角に向かって打球が飛んでくるため、相手は打球を返すどころか反応すらできない。

ゴクトラ #243〜

 橘の家で飼われているブルドッグ。よく吠える。

小久保中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

古曽部中学校テニス部 #62〜

 都大会出場校。

虎砲 #97〜

 千石の得意技。高く上げたトスを、ジャンプして高い打点から打ち下ろすサーブ。ピンポイントで最短距離のセンターに叩き込むため、普通では軌道が全く見えない。

駒田西中学校テニス部 #62〜

 都大会出場校。

小宮山中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

サービスダッシュ #100〜

 サーブを打った直後に、そのままネットに詰める事。

サーブ&ボレーヤー #46〜

 プレイスタイルの一つ。俊敏性と反射神経の良さを活かし、ネットプレーを中心とする。

才気煥発の極み #311〜

 無我の境地を極めた者が開く事の出来る、3つの扉の一つ。無我のパワーで頭脳の働きを活性化させ、一球ごとの戦略パターンを一瞬でシミュレートする。故に試合のイメージが頭の中で出来上がっており、何打目で決まるかが事前に分かってしまう。そもそも「才気煥発」とは、頭の回転が早く素早く適切な判断が出来る頭の働きが、光が発散するように際立って目立つという事。

サムライドライブ #340〜

 リョーマが編み出した必殺ショットで、文字通りボールを分裂させる技。ボールをネット端のワイヤーで切断し、予測不可能な2つの軌道を生み出す。

サインプレー #22〜

 ダブルスの試合において、仲間とサインを交換しながら実践する複雑なコンビネーションプレー。

桜田中学校テニス部 #62〜

 都大会出場校。

笹尾中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

砂登第二中学校テニス部 #20〜

 地区予選出場校。

三王子中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

時間差地獄 #368〜

 丸井が操る妙技の一つ。スマッシュを打つ素振りを見せながらも敢えてスルーし、タイミングをずらしてのアクロバティックプレイで相手の意表をつく。フェイントドロップボレーと似ているが、レベルは数段上と思われる。

JFH海外留学特待生 #118〜

 海外のテニス名門校(米カリフォルニア校)に、可能性ある若き選手を特待生として留学させるシステム。

志季の森運動公園 #21〜

 地区予選会場となった場所。

獅子楽中学校テニス部 #78〜

 郷本盛隆が顧問を務める、熊本県代表の全国大会常連校。部長は大丸大吉、副部長は宇野木純一、会計は中村翼、書記は櫛山透がそれぞれ務めており、総部員数32名。個性と自主性を重んじる気風が良い選手を育て、昨年は全国大会で4位だったという。しかし、千歳や橘が転校してからは質が落ち、療養中の手塚をいたぶるような卑劣な集団に成り下がってしまっている。

四天宝寺中学校 #245〜

 大阪府立の、少し代わった校風を持つ中学校。創設は1912年、校長はムアンギ・シッテンホージ。総生徒数は1086名、敷地面積は21587u。漫画トリオに憧れて来日した南アフリカ出身の校長の方針で、文武両道を心がける事、自由な発想で笑いを取る事の二つが重んじられている。校内のあらゆる場所、学校で行われるほとんどのイベントが、ボケて笑いを取るためのポイントとなっているのである。例えば、全校集会では校長がボケる度に生徒達はコケる事を義務付けられていたり、「四天宝寺華月」という生徒のお笑いの腕前を披露する総合園芸劇場があったりと、一般的な学校とはかなり趣が異なる。ちなみに、学校の付近には河童伝説が伝わる「真宝院池」なるものが存在するらしい。

四天宝寺中学校テニス部 #245〜

 渡邊オサムが顧問を務める、大阪府の全国大会出場校。部長は白石蔵ノ介、副部長は小石川健二郎、会計は金色小春、会計補佐は一氏ユウジがそれぞれ務めており、総部員数48名。昨年の全国大会では準決勝で立海大附属中に破れてベスト4だったが、決勝の牧ノ藤よりも立海を苦戦させたという。「西の雄」とも呼ばれる彼らのスローガンは、「勝ったモン勝ち」らしい。

渋川沢中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

品山学院中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

清水池中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

ジャックナイフ #98〜

 クレーコート育ちのトッププロなどがよく使う、バックハンドストロークの高等技術。身体の中心を軸に振り子の原理を使い、前足に体重を乗せジャンプしながら打つパワフルショット。要は重心をかけた前足一本で跳び、ボールを鋭く打ち放つのである。プロの中では、マラット・サフィン(ロシア)などが好んで使用しているという。ちなみに、桃城の場合はボールをギリギリまで溜めてから放つため、より重い打球へと変化している。

集英学園中学校テニス部 #62〜

 都大会出場校。

シュウエイスポーツ #48〜

 都大会前日、菊丸がテニスシューズを購入したスポーツ用品店。

縮地法 #252〜

 沖縄武術で使われる、相手に悟られず接近する方法。地面を蹴って走るのではなく地球の引力、つまり自然落下を使って素早く歩く。よって、初動が全く相手から見えず頭の位置も変わらないので、相手は一瞬で動いてきたかのような錯覚を起こす。ただし、一般的にこれが使えるのは縦方向のみであり、左右を含め全方向に使うにはかなり特殊な才能を必要とする。

上州院大学附属清水中学校テニス部 #249〜

 進藤博貴が顧問を務める、静岡県代表の全国大会出場校。部長は望月保、副部長は和久田真、会計は真中恭一、チーフは織田寿がそれぞれ務めており、総部員数40名。全国出場は13年ぶりらしい。

城成湘南中学校テニス部 #119〜

 華村葵が顧問を務める、神奈川県代表の関東大会出場校。部長は梶本貴久、副部長は若人弘、会計は戸田直人、肉体管理班長は桐山大地がそれぞれ務めており、総部員数35名。顧問の肝煎りで最新科学トレーニングを取り入れ、新興勢力として急成長中。

ショートスネイク #199〜

 普通のスネイクより飛距離を短くした、ネット際から打つスネイク。流石に相手側の前衛では取れないため、必然的に後衛との真っ向勝負となる。

ショット #8〜

 ラケットを使って、相手コートにボールを打ち込む事。

シンカー #174〜

 回転を全くかけない、フラットな打球。

シングルス #20〜

 1対1で行われる、テニスの試合形式の一つ。ダブルスとは多少違い、コートの横幅が狭い。

同調(シンクロ) #293〜

 ダブルスにおいて、絶体絶命の時にのみ希に起こる奇跡。それはほとんどが無意識下で起きるものであり、普通はやろうと思っても到底出来るものではない。お互いの動き・思考・息遣い全てが一体となり、次にどう動くべきかが手に取る様に分かるようになる。ダブルスの世界のトッププロに、これなしでは世界は獲れないとまで言わしめるほど。ちなみに発生時には、体から無我の境地と同様のオーラが迸る。

新塩野中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

新人戦 #27〜

 秋頃に開催される、1〜2年生を対象とする大会。

神本間中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

スイートスポット #56〜

 ラケット面の芯に当たる部分。最も威力のあるボールを打つ事が出来る。

超ウルトラグレートデリシャス大車輪山嵐 #339〜

 石田銀の百八式波動球より強力という、金太郎の必殺技。竜巻のごとく高速回転しながら、コート全体をジグザグに巡って放たれる超剛球である。遠心力に野生のパワーが合わさって、恐るべき破壊力を持つ。

スカッドサーブ #128〜

 「一・球・入・魂」の掛け声で繰り出される、鳳の長身を活かした必殺サーブ。時速200kmに近い速度があるため、打つどころか肉眼で捕らえるのすら至難である。ただ、そのスピードゆえにコントロールが効かないという欠点もある。また、右サイドを狙おうと意識すると、打つ瞬間に右手首をコネる癖があるためほぼ100%アウトになってしまう。

巣鴨川中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

杉栄学園中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

杉並十四中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

鈴ヶ丘中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

鈴音山中学校テニス部 #20〜

 地区予選出場校。

砂田谷学園中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

スネイク #8〜

 リーチの長い海堂が得意とする、超角度ショット。右足から左足へ体重が移動する瞬間、ラケットを大きく振り抜き異常なスピンをかけるショットで、バギーホイップ・ショットを元に応用したもの。ただし、追いつかれて完璧に返された場合、逆にそれ以上の角度を狙われてしまうという欠点がある。

Sparta TENNIS SCHOOL #0〜

 アメリカにある、スミスがコーチとして所属していたスクール。指導方針はスパルタがメイン。

スプリットステップ #14〜

 テニスプレイヤーの間では、基本中の基本といわれているステップ。相手が打つと同時に、軽く上に跳んで両方のつま先で着地する。すると筋力の収縮の反動を利用してダッシュに繋げる事ができ、半歩早くボールに反応できて次の足が踏み出せる。しかしリョーマや赤也の場合は、天性の嗅覚で跳んでいる一瞬の間に相手の動きを感じ取り、片足で着地して1歩半は早くボールに反応できる。また、もしボールが飛んでくる方向と逆向きに跳んでしまっても、ノーステップでそちらへ移動する事が可能。

スポット #37〜

 深司が練習を続け、対リョーマ戦でマスターした技。トップスピンとスライス、つまり上下回転のショットを交互に何度も打ち続ける事で、相手の腕の筋肉の縮み上がりを誘発させ麻痺状態に陥らせる。本来はその現象を指す言葉であり、普通これが起きる確率はかなり低い。それに麻痺といってもほんの一瞬なのだが、この時は握力も一時的に麻痺している。

スマッシュ #1〜

 浮き上がったボールを、上から下へと強く打ち下ろすショット。

スライス回転 #1〜

 ボールを切るようにして打つ事で、ボールに生じる下向きの回転。手前に向かって回転がかかるため、ボールの滞空時間が長く、バウンド後にあまり弾まないのが特徴。

スライスサーブ #1〜

 最もオーソドックスな、左回転のサーブ。相手から逃げるような弾道で飛んでいく。

聖イカロス中学校テニス部 #249〜

 マルコ・ティエポロが顧問を務める、山形県代表の全国大会初出場校。部長はリチャード・坂田、副部長は宗方啓祐、会計は泉克彦、総務は田辺さとしがそれぞれ務めており、総部員数30名。部の歴史は新しいが、組織化された選手育成で急成長し、新興勢力として台頭してきている。

青春学園 #1〜

 東京都△△区青春台5-31-6にある、中・高・大と揃っている私立一貫校。1925年に中等部が創立され、1976年に学園と改称、共学制度を採用して現在に至る。中等部校長は石川博之、総生徒数は1442名。TEL03-3□×3-3△○、アクセスは××線青春台駅から青春学園前行きバスに乗って青春学園前で下車。数々の活動を通じ、武芸と学問双方に長けた人材を育成する事を標榜している。そして、社会へ出た時に役立つ知性や教養、社会性を養う事を第一とした教育が行われている。ちなみに、九州の宮崎県に大学附属の外科医療センターがある。

青春学園中等部女子テニス部 #1〜

 男子テニス部に比べ、割と自由な雰囲気のテニス部。詳細は不明。

青春学園中等部男子テニス部 #1〜

 竜崎スミレが顧問を務める、名門として有名なテニス部。部長は手塚国光、副部長は大石秀一郎、会計は西秀人、備品管理は桑原直哉がそれぞれ務めており、総部員数33名。昨年は都大会準優勝・関東大会ベスト4を経て、全国大会にまで進んだ強豪である。しかし手塚が入部するまでは不調続きで、かなり長い間都大会止まりであった。ちなみに、南次郎も在学中はここに在籍していた。

青春台テニスクラブ #17〜

 カチローの父親がコーチとして勤めている、民営のテニスクラブ。

星大小泉中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。実力の程は不明だが、それなりの名門校らしい。

聖ルドルフ学院中学校 #47〜

 東京都にある、キリスト教系の学院。創立5年目の若い学校で、学校長は渡部・C・美津子。敷地面積は15929u、総生徒数577名。キリスト教の精神に則って、博愛・奉仕・慈善の精神を養い、心身共に真の自由を謳歌する健やかな人間を育成する。頑強な盾と輝く光をモチーフとしたエンブレムには、何者にも屈する事無く光射す方向へ前進して欲しいという願いが込められている。また、2年前から積極的にスポーツの補強を行っており、あらゆるスポーツ系クラブで全国大会を目指すために、スポーツ推薦を採用して全国から優秀な選手を集めている。

聖ルドルフ学院中学校テニス部 #47〜

 観月が顧問兼マネージャーをしている、急激に力を付けてきたテニス部。部長は赤澤吉朗、副部長は野村拓也、会計は木更津淳がそれぞれ務めており、総部員数20名。全国を目指すために集められた「補強組」の部員がほとんどであり、普通の部員である「はえぬき組」は数えるほどしかいない。「補強組」が部活に出るのは週2回のみで、後はスクールに通っているという。

セカンドサーブ #1〜

 ファーストサーブを失敗した後に放つ、2回目のサーブ。これを失敗すると相手のポイントになってしまうため、入れる事を意識した甘いサーブになる事が多い。よって、そういった甘いサーブそのものを指す事もある。

瀬田川中学校 #62〜

 都大会出場校。

セルフジャッジ #1〜

 自分のコートに入ったボールのジャッジを、自分で下す制度。審判のいない簡単な試合の場合は、この制度が使われる事が多い。

零式サーブ #335〜

 手塚が編み出した、全くバウンドしないサーブ。零式ドロップショットを元に考案したものと思われるが、腕にかかる負担も相当なものなので連続使用は禁物。

零式ドロップショット #43〜

 手塚の得意技で、「伝家の宝刀」と呼ばれているショット。通常のドロップショットとは違い、全くバウンドしない。それどころか、強烈な回転がかかっているために後ろへ戻っていく。

ソエジロ #82〜

 青学の傍にあるファミリーレストラン。河村が亜久津親子と話し合いを行った。

音速弾(ソニックブリット) #166〜

 神尾が編み出した必殺ショット。ランニングショットにアンダースピンを掛ける事で、初速よりもバウンド後スピードが更に増す、超スライスの滑るショットである。神尾の超人的な走り込みスピードがあって初めて打てる究極のスピードボールで、常人にはボールが消えたようにしか見えない。

ダイビングボレー #56〜

 ボールに跳び付き、ダイレクトでボールを相手コートに返す技。

タイブレーク #60〜

 ゲームカウントが6−6になった時に行う、いわゆる延長戦。12ポイント中7ポイント先取した方の勝ちとなるが、6−6となった場合は、2ポイント以上差がつくまで無制限に続けられる。また、不公平にならないよう、各チームが2球ずつサーブを順に打っていく。

高丘四中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

鷹城学院中学校テニス部 #249〜

 坂本亮一が顧問を務める、福岡県代表の全国大会出場校。部長は灰塚和也、副部長は瓜生俊夫、会計は田代博信、書記は笛木やすしがそれぞれ務めており、総部員数44名。

高槻東中学校テニス部 #62〜

 都大会出場校。

鷹羽南中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

滝北中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

滝沢学園中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

剛川中学校テニス部 #62〜

 都大会出場校。

立花学院中学校テニス部 #62〜

 都大会出場校。

ダッシュ波動球 #173〜

 前方に鋭く踏み込みながら片手で打つ、非常に威力の大きい波動球。前方へ飛び出す力を利用して全体重を打球に込めるため、とてつもない破壊力が生まれる。威力は絶大だが、腕への負担が大きすぎるために一試合一回が限度。しかしその後の鍛錬により、一試合に5回ほどは打てるようになっている。

竜田十中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

辰巴台東中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。実力の程は不明だが、それなりに名は売れている名門らしい。

田成第五中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

ダブルス #20〜

 2対2で行われる、テニスの試合形式の一つ。何よりもまず協調性が必要とされるほか、シングルスよりもコートの横幅が広い。

ダブルポーチ #22〜

 ダブルスの戦法の一つで、2人同時にネットに詰める事。相手が何処に打ってもボレーを返す事が出来る。

玉谷渕中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

ダンクスマッシュ #8〜

 ジャンプ力を活かして高々と飛び上がり、ボールを思い切りスマッシュする事。前方に走り込む勢いを利用して前に跳ぶため、後ろへ跳ぶ通常のジャンピングスマッシュと比べて、破壊力が2乗にもなっている。

タンホイザーサーブ #242〜

 跡部が独自の特訓で編み出した、COOLドライブと同じ効果を生むサーブ。厚めにグリップを握り物凄いドライブ回転を与える事で、ボールを変形させイレギュラーバウンドを引き起こす。打球は地面に着いても全く弾まず、そのまま燕返しのように駆け抜けていく。

近松川中学校テニス部 #20〜

 地区予選出場校。

中央第一公園 #21〜

 海堂がよく練習に励んでいる公園。ちょうどロードワークコースの途中に位置しているらしい。

超高速ライジングカウンターショット #130〜

 準レギュラーに降格した宍戸が、血の滲むような特訓によって身につけた技。相手の打球に対する反応時間を極限まで高める事で、最初の一歩を飛躍的に早くしたのである。それにより、完璧な体勢でライジングショットを打つ事が出来るようになった。どんなに不利な状況でも一発で攻めに転じる事が出来る、正に究極のカウンターといえる。

ツイストサーブ #1〜

 通常のスライスサーブとは逆の、右回転のサーブ。トップスピン気味に跳ね上がるため、ボールは相手の顔面目掛けて飛んでいく。ただし、これは相手の利き腕と同じ腕で打たないと、立ち位置が違うために本来の効果が発揮されない。このサーブを攻略するには、スイングと同時に左足を後ろに蹴り出し、その足を右足の後方からステップイン、その後横向きの体勢を保ちバックのスライスで打ち返す、らしい。

ツイストスピンショット #68〜

 裕太の得意技で、打球にツイストサーブと同じ効果を与えるショット。ただし、このショットは骨格に多大な負担を与えるため、成長期に使用し続けていると肩を壊しかねない危険を秘めている。

2バック陣形 #172〜

 ダブルスの試合で、前衛もレシーバーの位置に入った陣形の事。

塚田東中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

綱渡り #196〜

 丸井が操る妙技の一つ。コードボールがそのままネットの上を転がり、相手から遠く離れた位置でぽとりと落ちる。

津沼中学校テニス部 #181〜

 六角中と同じ地区の、地区予選出場校。実力の程は不明。

椿川学園中学校テニス部 #249〜

 相田忠次朗が顧問を務める、北海道代表の全国大会出場校。部長は寒川隆文、副部長は能登貴一、会計は雪平せつな、戦術担当は矢車圭、マネージャーは北園寿葉がそれぞれ務めており、総部員数31名。

つばめ返し #27〜

 三種の返し球の一つ。相手のトップスピンを利用して更に同じ方向に回転を与え、2乗の超回転を与えたスライスのカウンターショット。つまり、相手がトップスピンをかければかけるほど、その逆回転でボールが戻ってくる。そのためトップスピンとは違い、ボールが全く弾まないののが特徴。

Dear prince〜テニスの王子様達へ〜 #378〜

 イケメン侍(皆川純子、置鮎龍太郎、諏訪部順一、永井幸子、楠大典、新垣樽助、細谷佳正)が歌う、許斐剛が作詞した楽曲。作曲は佐々木收、編曲はSCRIPT。

Dクイック #238〜

 バレーボールで使われる、スパイクの一種。セッターのほぼ真上より、ライト側に少し離れた位置から打つスパイクの事。

テイクバック #134〜

 ボールを打つ直前に、反動をつけるためラケットを後ろに引く動作。

帝徳中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

データテニス #13〜

 柳が考案し乾に伝授された、独特のテニススタイル。試合データやプレイパターンに基づいて、相手との対戦を何度も繰り返し予想する。それによって相手の動きを予測して試合を行うため、詰め将棋のような穴の無いテニスとなる。

手塚ゾーン #42〜

 南次郎や手塚にのみ可能(後にリョーマも修得)な、非常に難度の高い技。ボールの回転を自在に操り、相手に自分の望んだ場所へ打たせるのである。打つ側は右足を軸にその場から一歩も動かないばかりか、相手の打球は全て打ち手の方へ吸い寄せられていく。これを自在に行うにはかなりの経験が絶対条件であり、こればかりは無我の境地でもコピーできない。ちなみに、南次郎やリョーマの場合は親父ゾーンというらしい(作者談)。

手塚ファントム #349〜

 リョーマの発言を受けて、手塚が密かに開発していた技。手塚ゾーンとは逆向きに、手塚ゾーンの6割増の回転をかける事で、相手の打球は自ら外へ反れアウトとなる。しかしこの回転をかけるにはかなりの無理が必要となり、腕にかかる負担は尋常なものではない。何度も打ち続ければテニス選手生命すらも危うくしてしまう、非常に危険な諸刃の剣である。

鉄柱当て #197〜

 丸井が操る妙技の一つ。ネットを支えている鉄柱にボールを当て、相手コートの予測不可能な場所にぽとりと落とす。

Def #1〜

 時間に遅れるなどの行為により、試合に出る資格を失って失格する事。

デュース #33〜

 テニスの試合において、ポイント数が40−40になった状態。先にポイントを取った方がアドバンテージとなる。

天衣無縫の極み #312〜

 無我の境地を極めた者が開く事の出来る、3つの扉の一つ。とはいえ他の2つとは次元が違う領域にあり、開かずの扉と呼ばれている。無我の力を体の内側に溜め込み、何らかの形で全く無駄なく必要な部分に放出、更に増幅して爆発させると思われるが、詳細は不明。何より重要なのはテニスを心から楽しむ事であり、その意味では誰しもが到達する可能性を持っている。しかし、勝負に拘って初心を失えば失うほど、この領域へは到達できなくなっていくという。永い間、これができた者は南次郎ただ1人だったが、幸村との試合で遂にリョーマも辿り着く。

天武中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

東新水中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

毒手 #249〜

 包帯が巻かれた白石の左腕の事で、彼が考案した金太郎を制御するための嘘。金太郎が持っている漫画(COOL)で得た知識を逆手に取り、暴走しかけると包帯を解いて半ば脅しをかけるのである。ちなみにその(間違った)知識とは、焼けた砂と毒を交互に突き続ける事により、2週間ほど苦しみ続けると手に毒が沁み触れた者は死に至るというもの。

トップスピン #1〜

 ボールの前方(上)に向かって、回転をかけたショット。バウンド後に高く弾む。

土橋第二中学校テニス部 #49〜

 都大会出場校。青学のレギュラージャージに怖れを抱いている。

飛新田中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

ドライブA #100〜

 リョーマが編み出した必殺ショットで、相手の至近距離から放つドライブボレー。相手の顔面目掛けて打つ、非常に攻撃的なショットである。

ドライブC #254〜

 リョーマが編み出した必殺ショットで、COOLドライブと同等のイレギュラーバウンド。ただし、右手で打つためCOOLドライブに比べて回転数は半分ほどであり、威力も若干低めである。

ドライブD #297〜

 リョーマが編み出した、ドライブBの応用技。ドライブBを返された場合、相手の体勢が整う前にもう一度ドライブBで追撃をかける。

ドライブB #73〜

 リョーマが編み出した必殺ショットで、スライディングとジャンプの威力を応用した連続技。スライディングで飛んでくるボールの下に潜り込み、ジャンプの威力を活かして強烈なトップスピンをかけるため、ボールが急降下する。

鳥海中学校テニス部 #181〜

 千葉県大会出場校。

トリックプレイ #202〜

 仁王が得意としている、予測不可能なプレイ。

戸立第一中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

三種の返し球(トリプルカウンター) #27〜

 不二が得意としている、天才ゆえに可能な返し技。つばめ返し・羆落とし・白鯨の3つである。そして後に対白石戦で3つとも究極形に発展を遂げ、鳳凰返し・麒麟落とし・白龍の3つになる。

トルネードスネイク #249〜

 全国大会前に海堂が編み出した、ジャイロ回転を起こすスネイクの進化型。バックスピンの上向きのマグナス力と、進行方向に対し45度の入射角での回転軸を持つ力との融合といえる。回転する事で打球は空気抵抗をほとんど受けず、普通のストレートよりもスピードが0.02秒速いのが特徴。しかもそのジャイロ回転には幾つものパターンがあり、回転軸を微妙にずらす事で数百種類もの違った軌道・スピードのボールを打つ事が出来る。更には、ブーメランやリバースなどといった様々なスネイクと組み合わせる事も可能。

ドロップショット #13〜

 相手コートのネットぎりぎりの地点に、ぽとりとボールを落とす事。これを打たれた時は素早く駆け寄り、右足を前にして打ち返すのが基本。

ドロップボレー #3〜

 ネット際に、ボールをボレーで落とすショット。

名古屋星徳中学校テニス部 #249〜

 宮里香奈子が顧問を務める、愛知県代表の全国大会出場校。部長は林真也、副部長は七原翔、会計は塩野谷直樹、通訳は峰崎純がそれぞれ務めており、総部員数40名。世界中からテニス特待生を集め、捲土重来を図る古豪。今年就任した宮里監督は立海大附属中に勝つために、準決勝においてメンバーを総入れ替えし全員外国人留学生で挑む。

名士刈学園中学校テニス部 #119〜

 細野要一が顧問を務める、栃木県代表の関東大会出場校。部長は友田茂、副部長は一宮啓祐、会計は若林辰巳、記録係は倉町孝雄がそれぞれ務めており、総部員数43名。栃木県大会を全勝で制した強豪校である。

ナックルサーブ #189〜

 赤也が得意としている、相手を確実に潰すためのサーブ。トスを上げる際に強い回転をつけて不規則にバウンドさせるため、赤也以外にはボールの軌道は予測不可能。

成島中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

鳴海学園中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

肉々苑 #341〜

 東京にある焼肉屋。全国大会決勝前に何故か青学・四天宝寺・比嘉・六角・氷帝のメンバーが集い、成り行きで大焼肉バトルが行われた場所。

ネオスカッドサーブ #291〜

 鳳が全国大会に向けて編み出した、スカッドサーブの欠点を無くした改良型。時速215kmとスピードがアップし、右手首をコネてしまう癖も克服済みである。

ねずみ花火eat #368〜

 ジャッカル桑原が得意とする、鉄壁の反復守備。高い身体能力を最大限に活かし、打球を決して後ろへ通さない。

ネットダッシュ #30〜

 ネットに詰めるために走る事。その後、ボレーなどの攻撃に繋げる。

ネットプレー #1〜

 ネット付近で行われるプレー。テンポの速い展開になるので、高い技術が必要とされる。

ノータッチエース #50〜

 相手のラケットにボールを全く触れさせず、サーブを決める事。

海賊の角笛(バイキングホーン) #267〜

 甲斐が得意とする、腕を高速で回転させて放つ必殺ショット。極限まで打球を引き付け、相手の動きを見てから凄まじい速度で打ち返す。しかも打球には遠心力によって強烈なスピンがかかっているため、スネイクのような超角度ショットとなる。

バギーホイップ・ショット #10〜

 スネイクの元となったショット。大きなループを下から上に描き、遠心力を利用してボールに大幅なスピンをかける。世界のトッププレイヤー、ピート・サンプラス(アメリカ)やマルチナ・ヒンギス(スイス)が得意としている。

白鯨 #141〜

 三種の返し球の一つ。他の二つとは違い、逆風を利用して初めて可能な技。バックの超スライスでホップした打球が、ロブのように上昇した後そのまま真下へ落下する。その後、急激なバックスピンがかかっている事により、ボールは地面に触れた瞬間に自陣のコートまで戻ってくる。

白龍 #318〜

 白鯨をパワーアップさせた、新たな3種の返し球の一つ。相手コートの片隅に落ちた後、不二の方へ戻らずにそのまま横へ跳んでいく。

はじめての方のダブルス #20〜

 ダブルス初心者のための入門書。860円。泉と布川に雪辱を晴らすため、リョーマが購入した。

バック #16〜

 バックハンドストロークの事。手の甲を相手に向けるようにして、体の外側に向けて腕を振る打ち方。

波動球 #28〜

 石田銀が考案し弟の鉄に伝授した、120%の力を込めるフラットショット。後に独学で河村も修得する。片腕で打つため手首や肘への負担が大きく、あまり長く打ち続けると腕が壊れる危険性を持っている。ちなみに、両腕で打てば負担が減って長時間の使用が可能になるが、その代わり威力はやや落ちる。本家である銀のみ、両腕バージョンも含めて力の込め具合を百八に分け、全てを完全に使いこなしている。百八式の威力については、「天地震撼し、この世は地獄とならん」とまで噂されるほど。また、本家であるが故に、相手に打たれた場合にそれを無効化する術も編み出している。ちなみに、この技を考案するきっかけとなったのは、銀が東京に里帰りしていた際に偶然見かけた南次郎である。足で鐘を撞いている所だったらしく、段々と強くなっていく鐘音がヒントになったのだとか。

花咲川中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

波奈中学校テニス部 #181〜

 千葉県大会出場校。

羽山第十中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

葉ノ宮中学校テニス部 #40〜

 地元では割と有名らしい、神奈川県大会の常連。

飯匙倩(ハブ) #260〜

 平古場が得意とする、バウンド後に有り得ないほど複雑な動きをするショット。複雑な回転がかけられたその動きは予測不可能であり、軌道を捉えるのは非常に困難である。

破滅への輪舞曲(ロンド) #148〜

 跡部が好んで使う、2段構えの連続スマッシュ。一打目を相手のグリップに当ててラケットを弾き、帰ってきた打球を二打目のスマッシュで確実に決める。

パワーアンクル #18〜

 体力アップを目的に、練習中(場合によっては試合中も)に付ける重り。様々な形のものがあり、青学だけでなく他校でも採用されている。

伴野総合病院 #48〜

 章高が勤務している、手塚が通院中の病院。

比嘉中学校 #249〜

 沖縄にある私立中学校。1966年創設。敷地面積は32687u、総生徒数は545名。校舎は全て数百年前から存在する建築物を改造したもので、誰も知らない部屋や施設が未だ数多く残っている…といわれている。

比嘉中学校テニス部 #249〜

 早乙女晴美が顧問を務める、沖縄県の全国大会初出場校。沖縄から全国大会出場校が出るのは、実に26年振りであるらしい。九州大会において獅子楽中を破り優勝した、九州地区のダークホースともいえる存在。部長は木手永四郎、副部長は甲斐裕次郎、会計は知念寛がそれぞれ務めており、総部員数24名。レギュラー部員は全員沖縄武術の達人であり、それをテニスに取り入れる事で全く予測のつかない動きを可能とする。ただ、早乙女監督の流儀なのかあまり素行が良くなく、相手チームのベンチコーチに偶然を装ってボールをぶつけるなどして、助言の一切をできなくしてしまう卑劣な手段を用いる。

羆落とし #85〜

 三種の返し球の一つ。体の遠心力を使ってパワーをコントロールし、スマッシュの力を吸収して無効化する。そして、前に出て来ている敵が対応できない真後ろにボールを落とす。その威力は絶大で、例えダンクスマッシュでも例外ではない。

彦ヶ島中学校テニス部 #249〜

 鎌倉宗一が顧問を務める、山口県代表の全国大会出場校。部長は桃井彼方、副部長は秋枝慎吾、会計は江藤譲二、発注係は温品龍太がそれぞれ務めており、総部員数41名。全国大会には4年連続で出場しているものの、全て緒戦敗退という結果に終わっている。

比古付属中学校テニス部 #181〜

 千葉県大会出場校。

ビッグサーバー #169〜

 高速サーブを打つ事ができ、サーブをメインにゲームを組み立てていく選手の事。

ビッグバン #255〜

 木手が考案し、田仁志に伝授したという一撃必殺サーブ。上空に跳び、高い打点から全体重を乗せて打ち下ろすため、常識外れのスピードと重さを持つ。

日々野第五中学校 #47〜

 都大会出場校。実力の程は不明だが、それなりに名は売れている名門らしい。

日々野二中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

百錬自得の極み #270〜

 無我の境地を極めた者が開く事の出来る、3つの扉の一つ。無我の爆発的に溢れるパワーを利き腕のみに集中する事で、球種・軌道・回転・破壊力など全てを倍返しでき、更に副作用の疲労も最小限に抑える事が出来る。しかし、その他の全てが疎かになってしまうという欠点もあるため、これを操るには手塚や南次郎のように手塚(親父)ゾーンの修得が必須となる。ちなみに、リョーマは利き腕だけでなく足や逆の腕にもパワーを集中させる事で、前述の欠点を無くしてしまうという応用技を披露している。更にそれを頭脳に持っていけば、才気煥発のような絶対予告すらも可能となる。

氷帝学園 #44〜

 東京都にある、幼・中・高・大と揃っている私立一貫校。1919年創設で、中等部長は石神井照実。敷地面積は36845u、総生徒数は1652名。集団生活を通じて生徒達の自主性を伸ばす事を第一とし、教育基本理念である自学自尊に基づいて、失敗を恐れず自分で考え決断して行動する事の重要性を教えている。

氷帝学園中等部テニス部 #44〜

 榊太郎が顧問を務める、都大会第1シードのテニス部。部長は跡部景吾、会計は滝萩之介、資料管理責任者は樺地崇弘がそれぞれ務めており、総部員数215名。昨年も都大会優勝・関東大会準優勝を経て、全国大会でかなりの活躍をしている。総部員数200名以上という大所帯であるため、レギュラーの選考は校内ランキング戦による徹底した実力主義である。正レギュラーになれるのは僅か8名であり、その他は準レギュラー及び一般部員として区別されている。その格差は非常に明確にされており、様々な設備が揃った豪華な部室を使えるのは正レギュラーのみ。尤もそういった優位性故か、正レギュラーであり続けるのは並大抵の事ではない。例え練習試合でも負ける事は許されず、負ければ即入れ換えという厳格非情なルールが存在する。また次期部長として内定した者は、恒例行事として百人組み手に挑戦する事になっており、これを凌ぎ切って初めて正式に認められる。なお都大会までは正レギュラーを全員出さずに温存し、関東大会から正レギュラーだけで臨むというスタイルを取り続けている。公式戦の際は試合会場を全部員で取り囲んで応援するため、相手側は雰囲気に呑まれて実力を出し切れない事も少なくない。

平山上水中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

比留間山中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

ファーストサーブ #1〜

 1回目に放つサーブ。失敗しても2回目があるため、攻撃的なサーブが放たれる事が多い。

フィッチ #3〜

 裏か表か?という意味の、相手への問い掛けの言葉。サーブ権獲得のラケットトスの際に使われる。表(スムース)と裏(ラフ)を言い当てた方が、サーブかコートの好きな方を取る事ができる。

ブーメランスネイク #31〜

 海堂が対神尾戦で初披露した、スネイクの進化系。ポールの横を通って相手コートに打ち込む、いわゆるポール回しである。最初は偶然の産物であったが、乾の特訓とダブルスによる実戦を重ね、対宍戸・鳳戦で遂にマスターする。

風林火陰山雷 #225〜

 真田が得意とする、敢えて相手の最も得意な戦い方で叩き潰す究極奥義。ボールが見えないほどの超スピードプレイ「疾きこと『風』の如く」、如何なる技巧も受け流し無効化する「徐かなること『林』の如く」、怒涛の攻撃で相手を捻じ伏せる「侵掠すること『火』の如く」、一縷の隙も無くし相手に行動パターンを読ませない「知り難きこと『陰』のごとく」、如何なる攻撃も跳ね返す鉄壁の防御「動かざること『山』の如く」、光速で動き落雷のように直角に曲がる打球を放つ「動くこと雷霆の如し」の6種類がある。元々は武田信玄が軍旗に用いた孫子の句(軍争篇の一節)であり、そこから引用したものと思われる。ただし、最後の「雷」だけは脚にかかる負担が尋常なものではなく、あまり酷使しすぎると脚が使い物にならなくなる危険性を秘めている。

フェイントドロップボレー #55〜

 木更津淳の得意技。スマッシュと見せかけてジャンプし、空中で体勢を変えてドロップボレーを行う。

フォルト #13〜

 サーブをミスした時の呼び名。2回続けて失敗(ダブルフォルト)すると相手のポイントになる。

フォロースルー #155〜

 ボールを打った後の腕の動き。

府川実業中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

福島岡中学校テニス部 #62〜

 都大会出場校。

府中大付属中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

不動峰中学校 #20〜

 東京都にある、ごく普通の市立中学校。1947年創設、学校長は木元峯太郎。敷地面積は12339u、総生徒数は527名。3つの教育理念「強い自主性を備えた生徒の育成」「信念を貫き通す生徒の育成」「絆を深め合う子供の育成」を元に、自主性をモットーとした教育を心掛けている。

不動峰中学校男子硬式テニス部 #20〜

 橘桔平が部長と顧問を兼任する、誕生したばかりの新生テニス部。副部長は神尾アキラ、グラウンド係は伊武深司、フィジカルトレーナーは石田鉄がそれぞれ務めており、総部員数7名。昨年までの旧テニス部は、実力に関係無く上級生が威張り散らす縦社会であったため、都大会にすらまともに出場した事が無い有様だった。そこへ転校生の橘が入ってきた事で事態は急変、問題の多かった顧問も巻き込んでの暴力沙汰へと発展する。結果として3日間の謹慎及び秋の新人戦出場禁止処分を受けたが、橘の熱意が認められて旧テニス部は廃止、新生テニス部の誕生となった。旧テニス部員のその後は不明。

船津本中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

船橋西中学校テニス部 #181〜

 千葉県大会出場校。

フラットショット #28〜

 ボールにスピンをかけずに打つショット。球速はかなりのものだが、弾道が直線的でコントロールが難しい。

ブレイク #60〜

 相手のサービスゲームを奪う事。

プレイスタイル #46〜

 選手達の、テニスをする時の型や特徴。サーブ&ボレーヤー、カウンターパンチャー、ベースライナー、オールラウンダーなどの種類がある。

ブレ球 #56〜

 赤澤の奇妙な癖によって生まれた、驚異的な動体視力を持つ者にのみ効果のある球。彼はバックハンドストロークの際、ラケットのスイートスポットを外して先端で打つ癖を持つ。そのせいで打球には無数の微妙なブレが生じ、視力が良すぎる者は無意識にその全てを目で追ってしまう。つまり、それによって集中力や体力を極度に消耗してしまうのである。

プロネーション(回内) #169〜

 スマッシュやサーブをする際、手首や手の甲を内側にターンさせるような動き。黒羽の場合は、インパクトの直後に肘をほぼ伸ばしたまま、内側に独自のリーチを活かして絞り込むように行っている。

フロントフットホップ #299〜

 テニスにおいて使用される、難度の高いステップ。左足を前に踏み込みその足でジャンプし、打球にライジング気味のトップスピンをかけて攻めに転じる事が出来る。

ベースライン #46〜

 テニスコートでネットと平行に引かれたラインの内、一番ネットから遠いラインの事。

百腕巨人(ヘカトンケイル)の門番 #318〜

 不二が対白石戦で編み出した、第5の返し球(フィフスカウンター)。ガットの上を滑らせてボールに強制的に超回転を与え、更に一瞬で手首を返しラケットの裏面も使って2乗の超回転を与える。これによって返された打球は、相手がいくら打ち返してもその凄まじい回転によって失速し、超回転を打ち消さない限り決してネットを越えられない。

ペナル茶 #83〜

 乾特製野菜汁のパワーアップ版で、赤い色をした健康飲料。スポーツ後の体力回復、美容や便秘解消にも効果がある(?)。味覚よりも直接的・本能的に恐怖を与える、視覚の衝撃をコンセプトに開発された、らしい。材料(1人分)は、トマト1/2個、赤ピーマン1/2個、ニンジン1/2本、リンゴ1/2個、バナナ1/2本、タバスコ大さじ1杯、にんにく1/2個、七味唐辛子一つまみ、きなこ大さじ二杯、水50cc。まず赤ピーマンの種を取っておき、バナナの皮を剥く。ニンジンとリンゴは皮付きのまま、全ての材料をぶつ切りにする。それら全てをミキサーに入れ、「弱」で60〜120秒ミキシングさせて完成。

ベンチコーチ #64〜

 試合中に、選手へのアドバイスができる唯一の存在。登録された選手か、監督の先生一名のみに限られている。

弁帝中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

鳳凰返し #318〜

 つばめ返しをパワーアップさせた、新たな3種の返し球の一つ。つばめ返しよりも凄まじい超回転がかかっており、つばめ返しよりも遥かに手前で沈む。

北条中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。実力の程は不明だが、それなりに名が売れている名門らしい。

包帯巻々総合病院 #364〜

 赤也にボロボロにされた乾が入院した病院。診療科目は内科・外科・呼吸器科・理学診療科(リハビリテーション)。外来・入院の受付は、平日が9時から15時、土曜日は9時から17時。日・祝祭日は休診日と思われる。

ポール回し #31〜

 ボールに鋭い回転をかけることにより、ポールの外側を通して相手コートに打ち込む技。決まればまず打ち返す事は不可能だが、難易度が非常に高く成功させる事は難しい。手首だけでなく肩から腕全体を使って、無理な力を何処にもかけず自然の力に体を預けるかの如く、無心で振り抜くのがコツ。

北斗行徳中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

星野中学校テニス部 #62〜

 都大会出場校。

星花火 #363〜

 不二が編み出した、対コードボール用の第6の返し球(シックスカウンター)。コードボールを上空へ強烈に打ち上げて視界から消すと同時に、その上空に吹く風で球に不規則な回転を加えるのである。すると、高速落下した球は凄まじい高さまでバウンドし、しかもランダムな方向へ飛んでいってしまうため、打ち返す事は不可能。

本間小金沢中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

舞子坂中学校テニス部 #249〜

 桜麗華が顧問を務める、京都府代表の全国大会出場校。部長は寺石朔太郎、副部長は小石原竜彦、会計は西原勘三郎、予定調整係は大河原賢がそれぞれ務めており、総部員数31名。

牧ノ藤学院 #246〜

 池内隼人が顧問を務める、兵庫県代表の全国大会常連校。部長は門脇悟、副部長は花畑海人、会計は近藤ミノル、主務は大熊剛がそれぞれ務めており、総部員数37名。総合力に長けた関西の雄で、昨年は全国大会準優勝だったらしい。

真砂中学校テニス部 #181〜

 六角中と同じ地区の、地区予選出場校。

マジックボレー #140〜

 生来の手首の柔らかさを活かした、芥川の得意技。相手の打球の威力を完全に吸収し、予測不可能な地点へボールを落とす。

股抜きショット #47〜

 ネットに背を向けた体勢から、ボールを自分の股間を抜いて打ち返すという曲芸ショット。

町田東西中学校テニス部 #62〜

 都大会出場校。

マッチポイント #33〜

 試合の勝敗が決まるポイントの事。これを宣言された方がポイントを取る事ができれば、試合は終わる。

三浦学園中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

三浦学園中学校テニス部 #181〜

 六角中と同じ地区の、地区予選出場校。

水ノ淵中学校テニス部 #20〜

 地区予選出場校。

ミツマルスポーツ #17〜

 青学男子テニス部が、レギュラー用ジャージなどの注文でお世話になっているスポーツ用品店。

見取台中学校テニス部 #62〜

 都大会出場校。

緑の里テニスクラブ #283〜

 九州にあるテニスクラブ。定期的にジュニアテニストーナメントを開催している。

緑山学院中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

緑山中学校テニス部 #119〜

 風間春樹が顧問を務める、埼玉県代表の関東大会出場校。部長は季楽靖幸、副部長は源拓馬、体調管理係は森ノ宮雅紀がそれぞれ務めており、総部員数28名。季楽プロと2人のコーチ(特別コーチ陣)が監督の代わりを務め、2年生のみのチームを纏め上げている。効率が何よりも重視され、非効率を徹底して嫌う意識統一が為されている。

箕輪台中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

宮ノ内中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

月面宙返り(ムーンサルト)殺法 #123〜

 向日の得意技。凄まじいまでの跳躍力で跳び、宙返りしつつボールを打ち返す。これを繰り返す事で相手を翻弄し、そのペースを掻き乱すのである。

ムーンボレー #57〜

 大石が得意としている、中ロブ気味のトップスピンボレー。相手の死角を狙い、針の穴を通すコントロールで相手の背後にボールを落とす。名前の由来は、ボールが三日月のような弧を描いて跳ぶ事から。

無我の境地 #190〜

 己の限界を超えた者のみが辿り着ける、一種のトランス状態。発動時は体からオーラのようなエネルギーが迸る。頭で考えて動くのではなく、身体が実際に体験した記憶なども含めて無意識に反応しランダムに繰り出す。つまり、一度でも見た事のある技ならいくらでも使う事ができ、それによってプレイスタイルも不規則に変化する。ようは己の奥底に潜む能力を、最大限に瞬発的に引き出すのである。慣れれば自らの意志で発動する事も可能だが、身体にかかる負担が凄まじいため長時間の使用は不可能である。ただし、これを完全に極めて3つの扉(「百錬自得の極み」「才気煥発の極み」「天衣無縫の極み」)のどれかを開けた場合は、その限りではない。

武者裏中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

宗像中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

六里ヶ丘中学校テニス部 #240〜

 佐藤英樹が顧問を務める、愛知県代表の全国大会出場校。部長は牛田鉄夫、副部長は宮瀬智則、会計は筧俊彦、取材班長は飯田涼がそれぞれ務めており、総部員数は45名。敵対校のデータを収集して回る「取材班」というものが存在し、それが非常に厄介なものとして定評のある全国常連校である。ただし、幸村の難病による入院生活を物笑いの種にするなど、モラルの低さや素行の悪さが目立つ。

室斗聖ヶ丘中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

メテオドライブ #359〜

 乾の悪夢の中で、仁王が使っていた技。見えなくなるほど上空に高く打ち上げ、回転と落下速度を利用して凄まじい勢いで相手コートに落とす。どうやら不二の星花火に影響されて夢に見たものと思われる。

猛獣のオーラ #243〜

 相手に強烈な重圧感を感じさせ、呑み込んでしまうオーラ。己の奥底に潜む能力を最大限に瞬発的に引き出す事ができるため、ほぼ無我の境地と同じである。ただし、無我のように3つの扉は存在しない。

名犬ラッキー〜愛と涙の三千里〜 #194〜

 桃城の家に、何気なく置かれていたビデオ。桃城が眠れない夜に鑑賞した結果、夜通し泣き明かす事となった。

明八学園中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

森脇総合病院 #374〜

 幸村が最初に搬送された病院。ここでは彼の病気を治す事が出来なかったため、僅かな可能性にかけて金井総合病院に移ったと思われる。

山吹中学校 #44〜

 東京都にある、中・高・短大・大・院と揃った私立一貫校。1934年創設、中学校長は高松慎一郎。敷地面積は21.577u、総生徒数は653名。山吹三訓と呼ばれる教育基本理念「友愛」「勉励」「義心」を元に、生徒主体の教育を実践している。ちなみにここの図書館は、東京の私立中学随一の蔵書量を誇る。

山吹中学校テニス部 #44〜

 伴爺が顧問を務める、ダブルスの強さで有名なテニス部。部長は南健太郎、副部長は東方雅美、会計は錦織翼、マネージャーは壇太一(後に彼は調査係となり、北野聡介が後を継いだ)がそれぞれ務めており、総部員数17名。学校創立と同時に設立されたため、70年以上の伝統と実績を持つ。昨年は都大会3位の成績を残し、関東・全国大会へも出場している。

友梨ノ森中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

ライジングショット #69〜

 ボールが上がりきる手前、つまり跳ね際を狙って打つショット。普通より早いタイミングで返すため、相手に構える余裕を与えず試合を有利に進められる。ただし、ほんの少しラケット面が違うだけでコントロールを失ってしまうため、難易度が非常に高い。

ラリー #46〜

 ネットを挟んだ両者がボールを打ち合う事。

リターンエース #104〜

 相手のサーブを打ち返したショットで、そのままポイントを奪う事。

立海大学 #11〜

 神奈川県にある、中・高・工業高・大と揃っている私立一貫校。1878年創設、中学校長は吉澤勉。敷地面積は7万u、総生徒数は2677名。「智育」「体育」の完全なる両立を教育の基礎とし、何にでも真剣に取り組む熱い魂を育てている。また、伝統を重んじる傾向があり、旧校舎には海友会館や海志館、部室棟には海林館、カフェテリアの存在する海風館といったように、幾つかの建物に独自の呼称が存在する。

立海大学附属中学校男子テニス部 #11〜

 全国大会の常連で、「王者」の名を欲しいままにする超強豪テニス部。部長は幸村精市、副部長は真田弦一郎、会計は柳蓮二がそれぞれ務めており、総部員数52名。地区予選や神奈川県大会の優勝は当たり前、関東大会16連続優勝に全国大会2連続優勝という輝かしい戦歴を誇っている。ちなみに顧問は確かに存在するものの、誰も姿を見た事が無い。スパイ大作戦に憧れがあるらしく、メッセージを残したり電話で話す事はある。全国顧問オブザイヤーを受賞するほどの有能な人物で、レギュラーの選出・練習メニューの作成等に手腕を発揮している。

リバーススネイク #200〜

 海堂が対立海戦で編み出した、逆軌道のスネイク。バックハンドで打つため、相手を混乱させられる。

レーザービーム #204〜

 柳生が得意としている、一撃必殺の超高速パッシングショット。相手の脇を一瞬ですり抜ける片手のバックハンドは、肉眼で視認する事すら困難な速さを誇る。後に独学で海堂も修得するが、こちらにはトルネードスネイクに使っているジャイロ回転が加わっており(ジャイロレーザーともいう)、オリジナルである柳生のものよりもスピードが速い。しかも、トルネードスネイクと同じモーションで放つ事が出来るので、相手を撹乱する事も可能。

レギュラージャージ #4〜

 青学テニス部のレギュラーのみが着る事を許される、青・赤・白があしらわれたジャージ。これを着ている者は、部内だけでなく他校の生徒からも畏敬の眼差しで見られる事になる。ちなみに、ジャージには特注で各々の名前が入るほか、同様の色があしらわれたポロシャツも存在する。

烈教中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

六角中学校 #119〜

 千葉県にある、ごく普通の市立中学校。1949年創設、学校長は田沼大吾。敷地面積は18793u、総生徒数は626名。教育基本理念は、基礎的な学力の習得、協力する事の重要性を学ばせる、あらゆる状況に対応できる人材を育成するの3項。「自分の能力を他人のために役立てる事の大切さ」を重要視し、「自分の活躍の場を探す逞しさ」と「他人を思いやる優しさ」の双方を育む教育を実践している。

六角中学校テニス部 #119〜

 オジイが顧問を務めている、関東・全国大会常連の古豪。部長は葵剣太郎、副部長は佐伯虎次郎、分析担当は木更津亮、毒味担当は首藤聡、チームカウンセラーは天根ヒカルがそれぞれ務めており、総部員数66名。何故か部室は海岸にあり、よく一般観光客に海の家と間違えられるらしい。部員たちは小さい頃からテニスに慣れ親しんでおり、彼らのラケットは全てオジイ手製のウッドラケットである。それらは個々の身体能力やプレイスタイルに合わせて作られているため、自らの長所をフルに発揮する事が出来る。彼らの強さの根幹にはテニスを遊びとして楽しむ精神があり、好きだからこそ上手くなりたいという純粋さが力の元になっている。また、オジイの元でテニスに慣れ親しむ子供たちは、将来このテニス部を背負って立つ予備軍といえる。ちなみに、彼らは青学と新人戦や昨年の大会などで何度も顔を合わせているため、特に今の3年生はお互いがお互いの事を知り尽くしている、ある意味気安い友人のような関係である。

ロブ #1〜

 ボールを高く浮かし、相手の頭上を越してベースラインぎりぎりに落とす打ち方。もしこれにスライス回転がかかっていると、滞空時間が長く風に流されやすいため、スマッシュを打つのは難しい。

若原中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。

和田中学校テニス部 #47〜

 都大会出場校。